笑いと感動ほんまかいなシリーズ⑫ あのモンローとモハメド・アリを指圧!浪越徳次郎さん

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いと感動の ほんまかいなシリーズ ⑫ 
   健康道場(その1) 唯一あのマリリンモンローを・・・そして世界ヘビー級チャンピオンのモハメド・アリ指圧した人~浪越 徳次郎さん~


 私が鍼灸の免「昭和48年頃の阪神百貨店 写真」の画像検索結果許取得したのは20歳の時、今から43年前。

 今回は、“あっ、え~っ、ほんとうですか~っ”という話が満載の私の鍼灸院修行時代の逸話をしたいと思います。

 上の写真には、手前に陸橋が見えますが、その上の道路、つまり左側の阪神百賀店前の広い道路の両側に、バスの様な形の路面電車が写っているのですが、お判りいただけますか~?
 私の鍼灸修業時代(昭和49年~60年)、大阪駅前の現ヒルトンホテルが建立される前は、ごちゃごちゃ、ガヤガヤした木造2階建てが立ち並ぶ一角が残っていました。
 この写真からでは、想像できませんね~。
駅前には、まだチンチン電車(路面電車)が走っていました。

「昭和50年頃の阪神百貨店周辺写真」の画像検索結果

下の写真は、50年頃・・・阪神百貨店から、大阪駅と阪急百貨店方面を写したもの 当時この梅田周辺は、地主、家主、借り主の3つどもえの関係で立ち退き問題が永く続き、それが駅前の再開発の伸展にブレーキをかけていた。最終的には借り主に対して坪70万の支払いということで決着が付いたと記憶しています。 この一角は繊維関係の家屋があったそうで、私の修行当時は主に飲食店、旧国鉄社員が勤務を終えてやってくる沢山の麻雀荘が並んでいました。他、ガムやタバコなどの売店、そうそう中間料理の『眠眠」や旧旭屋書店がありの本館と別館に別れて建っていた。その間に幅2メートルくらいの道路が通っていた。
 その隣に私の師匠の借家である福園という麻雀荘、2階にタイトルの健康普及会大阪道場(通称 健康道場)があった。師匠の名は岡田成寿先生、松下幸之助が大成功を収める前からの知り合いだ。この近辺の顔だった。明治39年の丙午(ひのえうま)年生まれの鳥取県米子の庄屋さんで生まれ、第二次世界停戦では陸軍大尉で満州に赴任その冬の満州で部下が次々に栄養失調で無くなる姿を見て『栄養をつけなければいけない』との思いで・・・、日本に帰還してからはどんどん栄養をつけたはずが、どんどんいろいろな病気が出てきて、まだ栄養が足りないと思い、西洋医学的な栄養を取り続けた結果が、肥満、糖尿病、そして最後は胃がんになり『余命半年を宣告』そして術する事に。

その手術台で両手を合わせ、先ず思った事は『私は死にたくない~』次に『どうか私を助けてください。もし私の命が助かったあかつきには、世の人々のために尽くす人生を誓います~!』と・・・。(その後の事で、書きたいことは山ほどあるのだがキリがないので略します)その先生もとで12年間修行。その道場での12年の後半は、実質的に私を中心として施術を任されていた格好でした。

 さあここからです! 大阪道場というくらいですから、当然ですが東京道場もありました。
この東京道場は笑顔を大切にしておりました。その館長さんは『指圧の心母心、押せば命の泉湧く』が決めセリフ、あの有名な浪越徳次郎さんです。 浪越さんは、親指がとんでもなく大きかった印象が有ります。いい写真が見つかりました。やっぱりそうです。(写真で判ったのですが、浪越さんのイラストはの眉毛を黒くしたら良かった・・・残念。)

 この方の有名は逸話に、マリリン・モンローが新婚旅行で来日した際、胃けいれんで体調不良となり、どなたが連れて行かれたのか…?彼女を指圧治療をする事となったのですが、『日本人で唯一素手でマリリン・モンローに触った人』。 その指圧に痛くきにいった様で、来日の度に施術されたのか?全部で7回も施術されたらしい。

 後のテレビ出演の談話でもらしていた!「そりあキレイな方でした、いつもより3倍くらい時間をかけてしまいました!」との事だ。なんとうらやましい限り。


 他にボクシングヘビー級チャンピオンのモハメド・アリさんにもだ。

 そのついでにどうしても紹介しておかなくてはいけない事件があった。今は語りぐさ・・・アントニオ猪木さんとモハメド・アリさんの夢の試合が日本で行われのた。当時はめずらしい異種格闘技戦だ。まあ『元祖K-1』と言ったところだ。土曜日昼過ぎ、日本の男性皆が・・・当然私も鍼灸学校の2時限目をサボり同級生宅のテレビに釘付け、拳を握ったまま夢中で観戦。さあ、ゴングが鳴った。「いけ~猪木~!」

 ところがだ!猪木さんは誰も予想だにしない作戦に出たのだ。モハメド・アリに恐れをなしたのか、一回拳を振ったとたん、なんと猪木はリングに寝転んだではないか?何をしとん…猪木!その後、立ち上がったと思ったらすぐに寝転んでしまう・・・ようやく立ち上がったと思ったら又すぐに寝転んでしまうの繰り返し・・・。

 モハメド・アリの『立ちあがれ!』のジェスチャにも耳を貸さず・・・試合時間のほとんどを寝転んでいた。相手は離れて立っているのに、まさか寝技でやってけようと考えていたのか・・・? 

 まあ、当時は現役バリバリの世界ヘビー級チャンピオンだ。それほど誰からもそして世界一恐れられた存在だった。 怖かったんだな~猪木。猪木さんは寝転んだ寝技作戦のおかげで・・・?ノックアウトされる事無く両者引き分けに持ち込んだのだった。もし私が対戦するなら『指相撲』で生成堂々と行うが、いかがかな? 他、多数の有名人に指圧をされました。

さて、健康道場シリーズの続きは(その2)も、すごい人が登場するぞ!ご期待あれ!