栄養での疲労改善方法　～後編～「精神疲労・眼精疲労・内臓疲労」

③精神疲労について・・・

私たちは、精神的なストレスを受けると、体の中に「抗ストレスホルモン」を作りそのストレスを軽減さようとします。この生成を助けるのはビ

タミンCとマグネシウムです。ストレスでイライラし易い人は、カルシウムが不足しています。

ビタミンCを多く含む食品・・・ブロッコリーやカボチャなどの緑黄色野菜、豆、魚、海藻、ゴマなどのナッツ類。

カルシウムを多く含む食品・・・牛乳、ヨーグルト、等の乳製品、ジャコなどの小魚類、ほうれん草、小松菜などの青葉類、納豆など。

④眼精疲労について・・・

現代人は非常に目を酷使しています。ビタミンA、アントシアニン等が物機能を助けます。

ビタミンAを多く含む食品…ニンジン、トマト、等の緑黄色野菜、ウナギ、レバー、鶏肉など。

アントシアニンを多く含む食品･・・植物の果実や花などの色素です。ブルーベリーなどに代表されるベリー類、なすやサツマイモの皮などに。

⑤内臓疲労について・・・

暴飲暴食、食生活の不摂生で下痢等を起こし、栄養の吸収率が低下します。又最近の科学的な研究でも腸内環境を良くすることが、体の抵抗力免疫力が上がることが解って来ました。先ずは良く噛むことが大切です。ジアスターゼは炭水化物の分解酵素です。タンパク質分解酵素の補給。

腸内環境を良くする発酵食品･・・納豆、自然な（みそ、しょうゆ、酢）等。　

腸内細菌の餌となる「オリゴ糖」･・・野菜、いも類、バナナ、ハチミツ。

ジアスターゼを多く含む食品・・・大根、長いも類。

タンパク質分解酵素を含む食品・・・パイナップル、キウイ、マンゴー。

〇最後に大切なひとこと・・・

十分な睡眠深い睡眠定刻睡眠、しっかりと湯船につかる入浴、前回言いました全身の循環促進、適度な運動で循環促進、体操で柔軟な体の維持。

人間は気持ちの持ち方、捉え方次第で身体は大きく影響を受けます。「不安とは」まだ来ぬ未来を案じての事。その方の精神は「今」をみていません。「人事を尽くして天命を待つ」の精神です。それしかありません。

何事も「プラス思考」でいきましょう。

〇当院での精神性疾患の手当・・・

不思議に思うかも知れませんが、精神的な疾患も陰陽五行理論で行う当院の鍼灸施術で改善できます。不思議ですが悩んでいた事がウソのように･・・何かが切り替わったように悩まなくなります。