2020/11/21
昔から、万病に効果があるので「医者いらず」という異名を持つ「アロエ」。その多様な効果のおかげか、世界では「奇跡の植物」などと呼ばれている「アロエ」。
写真はキダチアロエ。日本の古来から生息している品種だ。
アロエは、花というより民間薬として有名になっている。
主に現在は皮膚疾患を中心にいくつかの製薬会社から「アロエ軟膏」として販売し使用されている。傷、火傷、湿疹、ただれ、しもやけ、あかぎれなど皮膚性疾患。又、天然保湿成分が含まれているので、女性の高級化粧品の1成分として多用されている。解毒作用。緑色の皮には、強い苦み成分を含有しているが、これは便通を促進する。元々お腹の緩いお方は下痢をする可能性がある。アロエベラの内側の白い肉の部分は全く苦みがなく、多様な栄養成分が含まれ健康食品のジュースとして販売もされている。でも美味しくはないといっておこう。
私は、胃腸の調子が悪いとき利用する、利用法は自分の親指大に切り取り「しゃぶる」のが常だ。すると胃がその場でスッキリとする。
※子供には、使用を避けるか又は使用には注意が必要だ。
(写真は、アロエベラの開花の様子。主に北米に多く生息している)
科属 :ススキノ科アロエ属
花言葉(全般):苦痛、悲嘆
開花時期 :11月~2月
原産 :アフリカ南部、中東。
花色 :キダチアロエ=冬に赤やオレンジの花。
アロエベラ=夏に黄色い花を・・・。
まるでどこかの球団のように、常に期待を裏切る当院のアロエさん! 今年こそ咲いてね!
※先日、栄養をたっぷりやらないと、咲きにくいと患者さんが教えていただいた。そうか、ならば来年に期待しよう!