特集 東洋医学的五臓とは② 肝臓(青)

ごあいさつ いったい、どうした? コロナさんの影響…? 今年の阪神は全く負ける気がしない! これは思うに「サトウ効果」なのでは? 料理ならサトウを入れたら「甘く」なるのだが、このサトウは星野仙一監督の様に「ピリッとシャキッと」させる効果がある様だ。 全投手陣までが去年とまるで別物だ! 
 そう、これはひょっとして、ひょっとするかもしれない…? まあ…後々の事を考えるとあまり期待はしないようにしておく事が肝要!……かも?

特集 東洋医学的五臓とは② 肝臓(青)
 前回は、初回という事で五臓の総論をお話しました、さあいよいよ各論へ。先ずは肝臓から…。 肝臓と胆のうは東洋理論の五行特性は「木性」。 その支配は目、靱帯、軟骨、関節包です。 その役目は、血液の貯蔵庫であり、全身各組織への血液配分の指令塔でもあり、女性の生理と深く関連。

〇目の不調に関連…肝臓は、目を総合的に支配しています。視力低下、眼精疲労など眼科疾患全てに関連し、目の不調は肝臓の手当が中心となります。 ※目の部位や症状によっては、他の五臓も関連しますのでその手当も必要となります。

〇痙攣性疾患…足の引きつり、こむら返り、しゃっくり、幼児の引きつけ、胃痙攣をはじめとする痙攣性疾患の全てに関連。前述したように血液の配分がうまくいかない為です。 急な歩き過ぎでも、痙攣が起ったり、靱帯等を傷めやすくなります。


〇不眠症…なかなか寝付けない、途中で目が覚める、眠りが浅いなどの症状は肝臓が関連しています。
〇めまい…めまい、立ちくらみ、脳貧血、メニエルなど平衡感覚障害な不眠症の人のイラスト怒るハムスターのキャラクターど。他の臓器や経絡も関連していますが、肝臓からの脳や耳への血液配分がうまくいっていません。

〇怒りっぽい、イライラなど…喜怒哀楽の感情の中では、怒りに関連します。最近いつもイライラしている、すぐにカッと怒りっぽくなる等の場合は肝臓が関連しています。又、逆に強い怒る事で肝臓の為にはよくありません。 ※尚、感情と精神作用全体としては、心臓が統率支配しています。

〇爪の異常や爪の色が悪くなる…特に足の拇指や第4指の爪に出やすい。
〇捻挫靱帯損傷…脱臼しないよう関節を保護している「靱帯」は肝臓の支配です。又捻挫の最も多いのが足首の外側内側ですが、ここは肝胆の経絡の通路です。

〇その他の肝臓が悪くなったサイン…肝の象徴のカラーは「青」なので、顔色がなんとなく青みががった感じに見えたりします。肝臓や胆のうの経絡が通る体の内側面外側面に様々な症状が出やすくなります。婦人科疾患全般。

 

〇肝臓、胆のうの養成法…食事に緑色物や酸味をプラスする事。
魚の目、レバー、新鮮な青菜の摂取。穀物は「麦」。肉は「鶏」、野菜は「ニラ」、酸味のある春の果実=すもも、梅等。心は常に平穏…ささいな事でイライラしたりカッとしない。肝の支配である目の栄養は遠くの緑や青を眺める事。シジミ、アサリ。  ※酒類、全ての人工的添加物の過剰摂取を控える。…以上が肝要です。