8月特集 暑い夏を涼しく快適に…扇風機

今月は、内臓シリーズをお休みとし「暑気払い」です。

 
進む地球温暖化。 毎年夏期に起こる集中豪雨、超大型台風で甚大な被害、高温多湿な日本にさらに追い打ちをかけるようになり、毎年最高気温が更新される。 その日本も夏本番! いかに涼しく快適に過ごすかという事は、健康維持にも非常に大切な事。

【風…扇風機活用法】どうも調子が悪くなるという苦手なエアコンもドンドン進化して、最新機は快適感がましているのだが、高額で設置費用も結構な金額がかかり、毎年買い換えも出来ない。風があるだけで体感温度がとても下がる。そこで手軽な扇風機活用法をご紹介。

扇風機疲れの防止法=自然界の風は常に変化し続けています( 1/fゆらぎ )
なので、同じ方向に固定し長時間連続の同じ強さの風は、自然界では不自然で体の倦怠感を誘発します。ではどうすれば良いのか…。

①首振り+リズム風を組み合わせでの使用…自然風に近くなります。

②就寝時の設定…出来たら有風時と無風時を作りましょう(陰陽のリズム)。こうすると扇風機疲れは起きにくくなります。更に、風を体にまともに当てるより、体の上面をかすめる様な風を流してあげると、更に起床時の爽快感が増します。

③冷房使用時、サーキュレータ等で上下に空気を循環…エアコン使用時は、室温は下の方、足の方がより冷えます。 でも人間は、上半身や顔面がより熱いので「頭寒足熱作用」で平均化をはかる。これで快適感が増します。

※今後、扇風機を購入時のお勧めポイント・・・①強風と弱風の組み合わせではなく、有風と無分との微風が作れるリズム風の設定がある機種が最良。 

②リモコン付属機種の購入…およそ1.000円程高価になりますが、身体の状況や時刻の推移による気温が変化していきます、その際離れて操作できる事はとても便利。

【自然風と換気】締め切ったまま部屋にいると次第に酸素濃度が低下します。感覚の鋭敏な方は、なんとなくしんどく感じたりします。 特にエアコンでホコリを部屋中に循環させる事も大切です。なので時折、換気し新鮮な空気との入れ替えで酸素も補給しましょう。

 熱帯夜は日中の酷暑に負けず辛いものですよね…。でも、深夜になると意外に気温が下がっている事も…。途中目が覚めた際は外気も確認しよう、涼しい自然風ほど気持ち良い物はありません。 気温は夜明けに向けてドンドン下がるので、時にエアコンのスイッチを切り「窓ロック」で防犯対策して、わずかでも窓を開ける事が出来たら…最高です。

【涼しさへの裏技】

①顔やTシャツに霧吹きをして扇風機に当たると、とても涼しいのだ。水(水分)は変化を促進する(判り易く言えば、熱燗する時の逆だ )…くれぐれも、やり過ぎで風を引かないようにご注意あれ。 

②窓が北か西にある場合。頭を北か西に置くと、顔と頭が涼しく且つ足が冷えなくて快適です(頭は身体の陽性部分で冷やすべき部分=頭寒足熱)