2022/06/14
信じられないが、ホントにあった愉快なドキュメント!
ほんまかいなシリーズ 44
超有名人にそっくりなYOUの巻き
世の中には、自分とそっくりさんが3人はいるといわれる。
何を隠そう、私は助手の時代に幾人かの「そっくりさん」に出会っているのだ。
それも超有名外国人のそっくりさだん。 今回はその「そっくりYOU」のご紹介。
当時は、阪急曽根近くの3LDKのマンションに一人住まい。なんと贅沢! 実は師匠の持ち物(そりゃそうだ)。 治療院は大阪駅前の一等地、現ヒルトンホテルの場所。 師匠は借家であるが、2階に鍼灸院「健康普及会大阪道場=通称健康道場」そして1階には自然食食堂「福園」も経営。 健康ブーム自然食ブームに乗り、度々テレビの取材も・・・その影響で有名店となり連日大盛況だった。
昭和50年代は、世界的に「自然回帰思想」が起こり、その人達を「ナチュラリスト」として度々マスコミでも紹介された。
欧米では「無農薬自然食・主食は玄米・身土不二・食物の陰陽」を説いた「正食」「マクロビオティック」がブームとなり、
その創始者である「桜沢 (さくらざわ)如一(よしかず)」さんは通称「オーサワ」さんと呼ばれて世有名な有名な指導者となっていた。
当時東京に「ミルキーハウス」というナチュラリスト?のたまり場があり・・・その関連から食堂のコック見習いとして、入れ替わり立ち替わり外国人(YOU)が働きに来ていた。
彼らの友人達が来阪した際には、私の住むマンションに数日間泊めさせるのが常だった。
ある日、超有名音楽グループ「ビージーズ」のメインボーカリストにそっくりなコックさんに叱られた事がある(後に、次第に痩せて少し違っていったのだが・・・)
パジャマ姿で寝る私に向かって言い放つ・・・
”アキヒコ~ 人間ハダカが自然ネ~ アナタ何故~ ハダカで寝ない~?”
さて、6月半ば頃だったか? 友人達を5.6人を連れてきた。
彼ら皆が上半身裸でパーティをやっていた。 その中にはなんと若い女性が一人混じっていたのだ。 まるっきり平気、凄く自然な振る舞いであった。
それっ恥ずかしくないの?
それで・・・大丈夫なの?と、こちらが戸惑った事があった。
ビージーズそっくりさんの次にやって来たコックさんは、
あのセクシーボーカリスト「ロッド・スチュワート」だった。
彼はドイツ人で一人でレコード持参でディスコに踊りに行くという
とても陽気な奴だった。
目と銀髪、顔の輪郭、特に笑うと少しにやける・・・そこが超そっくりだった。
彼は英語はあまり得意でなく、
彼との会話は、ドイツ語、英語、日本語の辞書を並べて会話していた。
意味の理解、意志の疎通が出来た際の喜びは格別で、
それがこんなにも楽しく嬉しい事なのかと思い知らされたりした。
又、私の鍼灸学校の母校である明治東洋医学院には
「国際科」を設けていた時期がある。海外から鍼灸を学ぶ学生が十数人在籍。
その中から数人が、私が助手をする鍼灸院に、
3週間程インターンとして来ていたその彼は、
少しクールな「アラン・ドロン」という感じだった。
彼はとてもハンサムなオランダ人で青い瞳をしていた。
灸をすえられていた若いOLの顔が「ポーッ」と赤らんでいた。
私がすえる時はまるで、平気なのに・・・失礼な!
どうせ私はちょっと負けて・・・(えっだいぶ・・・)
※他にも、名前は知らないが映画「ゴーストバスターズ」に出演した鼻の長い主演男優のそっくりさんもいた。
こんな事もあった。それは8月、ビージーズさんの友人で、故郷がドイツだったかオランダ?生まれで、5.6日間滞在した18歳の女の子は、「オリビア・ハッセー」似・・・まあ「オリビア・4世(ヨンセー)」というところか?
彼女はとても綺麗で可愛らしくそしてスタイルも良い。
一緒に近くのプールにもついて来た。
そのオリビア・ハッセーは、驚くことに”ヒッチハイクで東京に帰る”というのた。
聞いてみると、来阪時もやはりヒッチハイクだった。
この日本でそう簡単には・・・と思いきや、その子の可愛らしさが幸いしたのか・・・すぐに、3.4トン程のトラックが止まったくれた。
おそらくこの先、数回は乗り継ぐ事になると思うが・・・
ホントに、大丈夫なのだろうか・・・?と、心配させられた。
いかがでしたか、今回の話は・・・。最後に今回の「そっくりYOU」は、あくまで私の主観である事を申し添えておきます。
『ほんまかいなシリーズ』は全編で60作。
あり得ない奇想天外、愉快な実話を集めたノンフィクションシリーズ。
HPブログにも月1~2話程度のペースで追加掲載中。
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by くれい鍼灸整骨院 06-6327-6569