語源① ~不満と満足~腰~を解説します。

  私達が普段使っている言葉(発音)には『言霊』を含み、漢字には皆、『語源が有り意味がある』ことは皆さんご存知ですよね。今回からシリーズとして健康に関係する漢字に焦点を当て取り上げ、私なりに解説してみたいと思います。~知っているよ!そんなこと!~」という方もおられるとは思いますが、今回を機に再認識していただけたら幸いです。「成る程そうか~」と思うものばかりです。

不満と満足]満ち足りた事や心境を『満足』、足らないことを『不足』といいますが・・・語源はこうです。足が元気な事を『満足』、足が元気でないことを『不足』からきています。

 

 「足を引きずる人」の画像検索結果人間は動物。動くことが出来、移動が出来ます。しかし、反対から観ると動かないと健康を保てません。体を動かして血液循環が良くなり、新陳代謝が良くなり、東洋医学でいうエネルギー(気)のめぐりが良くなり、健康を保つことが出来ます。 そこで大切になるのが、移動の為の足です。

上記の、『満足』は人間の体にとって足が基本で、“足が元気なら、体は大丈夫ですよ~”・・・という意味です。『不足』は、“足が元気でないと、その体アキマヘンで~”、・・・という意味です。

「ツボ 腰」の画像検索結果 次に「~腰~」です。 腰という漢字には、要という字が入っています。・・・そのとおり、人体の要です。『人体の要所ですよ!』という意味です。腰に力が入らないと、全身に力が入りません。腰を痛めたことのある方は良ご存知だと思います。又、古くから“臍下丹田に力を込めて~!”、“下腹に力が入ってないぞ~!”、“腰に力を入れろ~!”とか聞いたことがあると思います。腰の中心には命門というツボがあり『生命の火種』が存在します。 

さらに腰の反対のお腹側には、おへその下に丹田=関元という“ツボ=穴”があります。腰の表側で共に体の重心がある所です。体の関所で、元気の根元であり、親から受け継いだ生命の火種である『精気』が宿る所です。 “当院では来院患者さん全員にレインボーパワー、または鍼で必ずエネルギーを注入する所です

「お腹のツボ」の画像検索結果 この『関元』の火種をなるべく絶やさない様にすることが非常に大切です。これを支配するのは腎臓です。腎臓は体の根本部分を支配しています。少し詳しくいうと『体の細胞の核、人体の骨、芯、基本、深部、泌尿器、生殖期、生命力等・・・』を支配しています。腎臓ですから体の水分、水分代謝、体液、体の奥で見えない=奥=陰性で冷えるとよくありません。(腰痛のセルフケアについては機会を改めてご紹介をいたします。)

 ※実際は、腰部、腹部とも今回使用した画像に印されたツボだけではありません。これ以外に沢山のツボがあります。それぞれ効果が異なります。煩雑になりますので省略しています。これから先にさらに多くの大切なこともありますが、詳しくは当院に来られた際直接私に聞いてくださいね。今回はこの辺で・・・。