語源② 腰の『月偏』の意味とは?・・・月と日~腰~腎臓強化について!

語源シリーズ2 ~月偏~腰~腎臓強化法について!「イラストや 無...」の画像検索結果

語源シリーズ第2段です。体の各器官、部位を表す際に、一様に『月遍』が使われていますよね。例えば腰というの文字にも月偏(ヘン)がついていますが、月偏には元となった漢字が2種類あるのだ。(え~っ!)

 

「月遍の語源」の画像検索結果

先ずひとつ目は、いわゆる月でそのままの陰という意味の『月』です。東洋医学の陰陽論の中では『陰』という意味です。陰とは、自分では光エネルギーを発しない、光を浴びて輝く・・・いわゆる月のような存在。やわらかでやさしく、おとなしく静的、きれい、陰性。男女に当てはめると陰は女性を意味します。そして月(陰)と対照的なのが、陽の象徴である日で(自分で光エネルギーを発する太陽で、人間では男性を象徴する)です。

 

「イラストや 無...」の画像検索結果「月遍の語源」の画像検索結果もうひとつは、『肉』が変形略したニクヅキの月。実は人体に使われる月ヘンの全てが肉を略したものです。(え~っそうなんだと思う人もいるのでは・・・?)内蔵に使われる腎臓、肝臓、脾臓、膵臓、心臓、肺臓、胆嚢、小腸、大腸、直腸、膀胱、腰、背中、腕、腿、股、脳、上肢、下肢・・・等。体の一部であるという事を表しています。

「腰のイラスト」の画像検索結果 さて『腰という文字は、ここが人体、肉体の要=“かなめ”ですよ』と意味です。ここが大変重要な所だと言う事です。『肝心要』といいますが、『肝腎要』ともいいます。この腰の部分の奥には腎臓があります。腎臓は人体の生命力の宿るところです。腰の中心部は腰椎の2番と3番の間にあたります。ここに『命門=めいもん』というツボがあり、ここには『生命力の火種』が在ります。この火種を消耗しないよう消さない様にする事が大切です。イコール『生命力を消耗させない生活をする事が長寿の秘訣』となります。

 

「腎臓」の画像検索結果 では腎臓を強化する(生命力の強化)方法はあるのか・・・? ありまっせ~。①充分な睡眠を摂り、その日の疲労を取り、エネルギーを蓄え、体ぁ力維持をはかる事が大切です。 ②生命力をつける食事をする事。『種のもの、豆類、新鮮なもの』の摂取がキーワードです。

※私達は、元気維持や健康のため様々な栄養素をバランス良く取る事が大切といわれていますが、一言で言えば『食事で、生命力を補給している』と言う事です。生命力はイコール『おいしさ』でもあります。それは、『さっきまで生きていたもの、料理したてのまだ風味の残ったもの』でも在ります。私達は、つまり食事とは『他の植物、動物から生命力をいただいている』という事なのです。 だから食事の時は感謝の意を込めた『合掌』なのですね。あなたは当然実行していますよね・・・!? (・・・安心しました。)

「塩」の画像検索結果「しょっぱい イ...」の画像検索結果○塩分を控えるは、悪くなった腎臓を悪くしない悪化させない為のもので、強化にはなりません。逆に「少しの塩分補給はじん臓を強化します」。何でも適量が大切なのです。良いものでも摂りすぎたらいけません。何事もそうですが「過ぎたるは及ばざるが如し」。

○補足=人体の要である腰を最も支配するものは中にある腎臓です。腎臓が中心となり支配、意味、関連するものには、『腎臓と膀胱等の泌尿器系、骨、髄(骨髄、脊髄、延髄、脳髄)、生殖器、髪の毛、耳、水、寒気、北、黒、陰、生命力、志、北・・・等々』があります。腎臓及び関連器官については、章を改めて詳しく解説したいと思います。乞うご期待あれ・・・。