秋晴れの金木犀(きんもくせい)と呼吸器。

秋晴れの金木犀(きんもくせい)と呼吸器。

さて10月、金木犀のイラスト(花)秋も本番。ある金曜日。

吹田の自宅からの淡路駅までは自転車通勤30分の道のり。

今日は、途中『金木犀=きんもくせい』のいい香りがしてきた。 

今回は『金』にちなんだお話。

東洋医学の陰陽五行理論は、なんと『季節も木火土金水の五行に配当し分類』しています。

秋は、次第に空気が乾燥していき、埃=ホコリが飛びやすくなりますので、そのホコリについた細菌が、口や鼻から入り易く、呼吸器系の疾患になり易い時期。

これを防ぐには、普段から『鼻呼吸』をお勧めいたします。

様々な呼吸法が提唱されておりますが、鼻で吸い鼻で吐く、すべて鼻で完結してください。

鼻の中には、沢山の毛が生えており、空気のフィルターの役目、つまり空気清浄機の役目をしています。

鼻で吸うとホコリが鼻の毛に引っかかり、肺に入って行きません。

又、鼻で吐く事でその埃が空気中に飛んでいきます。だから体内に入って来ません。

ところが、『口で吸いなさい』と提唱する呼吸法の先生が多く存在します。

口で吸うとどうなるでしょうか?・・・埃の混じった空気がそのまま肺に到達します。 

少し考えたらお判りですよね!

又、前記理由により、暖房によって室内が乾燥し湿度が低下し過ぎた部屋は、ホコリや細菌が飛びますので、呼吸器の為によくありません!。時々換気を心がけましょう。

肺のアイコン(内臓)

洋五行理論では『皮膚』も呼吸器系=肺の支配です。

西洋医学的に視ても皮膚呼吸していますので関連があることがお分かりだと思います。

東洋医学五行理論でも、肺は体の防衛作用(免疫作用)に関係してております。

家の外壁、体の外壁が皮膚ですから当然ですね。近年、『皮膚温度が低下すると、免疫力、細菌に対する抵抗力が低下する』と西洋医学でも盛んに言われるようになりましたね。

風邪を引かない様にする為には、常に体を動かして体温を上げおく事、常に暖かい体をキープしておく事が大切です。

あなたがもし、しょっちゅう風邪を引くのであれば、ジッとしている時間が長い為ではないでしょうか?。 他の要因としては、体質、呼吸器系に関連する椎骨のズレ、変形、可動性の低下、等により~気(エネルギー)の流れが停滞~も関係しますので、長期間呼吸器系の不調のある方は、当院にご相談ください。

キチンと改善が出来ます。

 今年の秋冬は、新型コロナの第3波への備えも大切だ。

今回は、この季節に誰もがかかりうる危険性のある万病の元である『風邪』そして『呼吸器』について、沢山書きました。

大切なことばかりですので、もう一度読み返すのも良いかと思います。

それでは、何をするにも良い季節、スポーツの秋、芸術の秋、様々な秋がありますが、『今年のあなたの秋は、?の秋』を何色に染めあげますか?