朝のスッキリスタート パートⅡ(四肢体幹編)

kyouha

今日は節分。『豆まき』はしましたか? “えっ、巻き寿司とイワシだけは食べたって!” やっぱりね~!

 さて前回に続き、一日のスタートとして、スッキリと目覚め、健康にも良い方法を提案しています。今回は第2段の後編として『四肢体幹編』です。是非試してみてくださいね。

 年齢が進むにつれて、起床時は全身の筋肉の硬さを感じるようになりやすいもの・・・。硬いまま急に体を動かすと、思わぬケガの発症の危険性が高まります。そこで・・・。

②「手先足先の屈伸」前回にお話した『目と脳の覚醒』が済んだ後は、ベッドの上で体をほぐすための軽い体操をしましょう。先ず、手首と足首から指先までの関節全てを屈伸運動をしましょう。前後屈伸、グーパーグーパーを気持ちの良い程度に各5回ぐらい。


③「骨盤と下肢全体のストレッチ」次に、足首を90に曲げたまま左右片方ずつ股関節から足全体をシーツにすべらす様にユックリ、ギューッと伸ばします。これを3~5セット。

④「膝の屈伸」次に、膝を90度くらいまで曲げます。その角度からシーツの抵抗を感じるように滑らしながらユックリと伸ばしていきます。これを3~5回。これは、膝と腰の両方に効きます。*注意:膝が完全に伸びない方は、必ず楽な範囲で行ってください。

⑤「膝の左右ストレッチ」次に、膝を90曲げた姿勢から、膝を右にユックリと伸ばされて気持ちの良い角度まで倒していきましょう。気持ちの良い角度をキープしたままで深呼吸を3回行います。これを1セットとします。次に左方向に同様に行いましょう。これを左右各3セット。これは、股関節と骨盤、そして体幹部のストレッチなり、ぎっくり腰の予防にも効果的です。

 

これで、「朝のスッキリスタート~前編と後編」は一応終了ですが、さらに上半身裸になり背中に『乾布マサツ』を行うとさらに効果倍増です。体が暖かくなり血液と全身のエネルギーの循環改善につながります。(背中の肩引きには、呼吸器系の大事なツボがずらりと並んでいます。東洋医学的には呼吸器=肺は全身の『気=エネルギー循環』に関連しています。特に朝4時~8時に呼吸器系の活性は重要)

 

*実は病気、症状の状態により様々なまだまだ個別の方法がありますが割愛させていただきます。

前編と後編の全てをやるのは大変!それどころか後編だけでも大変と思う人は、日により選択し日替わりでやってみませんか? 大切なのは実行するという習慣付けです。これを行う事で、オリンピックイヤーの2020年の毎朝をスッキリ笑顔でスタートしましょう。