笑いと感動のほんまかいなシリーズ ⑩  ~私の『おっぱい』をつぶした男の巻~

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笑いと感動のノンフィクション 

ほんまかいなシリーズ ⑩~私の『おっぱい』をつぶした男の巻~

 男性のあなたに問います、あなたは女性に間違われたことはありませんか・・・? 私が青年時代、あまりにも美少年美青年だった為なのでしょうか?ん?時々女性と見間違われる事もありました。(ほんまかいな~)いや、ホントに本当ですって!。

①男性トイレの鏡に向かっていたら人とぶつかりました。 “あっ、ごめん・・・あれ?女か?” 私は心の中で思った・・・“何を言っているんだここは男子トイレだろうがぁ~!女性が入って来るわけないやんけ~!”と。 

②大阪梅田阪急ターミナルビルのギャラリーで人の流れを眺めていたら、55歳ぐらいの男性がよそよそしく近寄って話かけられた。

 

③銭湯に行けば、ジーッ、ジッーとした『何か、ただならないもの凄い視線』を感じたことも数回ありました。その度に寒気がした記憶が・・・。

④完全に男性が女装したとおもわれる人に『バッチン!』としたエネルギーを感じる強烈なウィンクを受け「背筋が氷るほどゾーッとした」事がある。

(もう、ここまで来ると美輪アキヒロならぬ、美輪アキヒコ?!)

 

相撲界では酒の席での暴力事件が問題になった事がある。何を隠そう、実は私にもこんな悲惨な事件があった。私の鍼灸専門学校在学中その日は文化祭。私のクラスは炉端、居酒屋をやる事に決まった! 

その際、私が女装する事となり、クラスの年輩女性の「にやにや」しながらのメークを受けカツラをかぶり、アイシャドウし、紅をさし、更には胸にはブラジャーの中に温州ミカンを入れ、ピッタリとしたボディコンのスカイブルーのセーター。なかなかのメリハリボディだ。 

完璧~!といいたいが・・・そのベタンとした口紅は・・・もう少し清楚なメークにして欲しかった感が心残り・・・。
 何をかくそう私は、現代のハロイン仮装の先駆者だったのだ!。とにかく私が店の責任者で、その格好で店の切り盛りだ。 

やはり当時細かっただろうと思うが、まさか女装とは知らずに、声をかけてきた客の何人かは、私の突然の男声の応対にたまげていました・・・そのおかげでか?店は盛況!

 

いよいよ文化祭も終盤にさしかかる!、当クラスの同級生には70歳ぐらいの、いささか貧乏くさいおじいちゃんの生徒(=学生)が一人いた。 

その彼、すっかりできあがった顔でニコニコしながら、よたよた~ふらふら~としながら、こちらに千鳥足、・・・すごく上機嫌だ!

 

 ”くれいちゃ~ん”と言いながら近づいて着たと思った直後、なんと私のおっぱいを・・・いや温州ミカンを!『ギュッ』と一気に、それも完全ににぎりつぶしてしまったではありませんかぁ~!。それも片方ならまだしも左右とも…(いや、そういう問題ではないぞ~)

「な、なんちゅうことをしてくれるねん」もう中はビショビショだ~。その気持ちの悪さったら、この上なし。

 この想定外の難事件発生!当然だが着替えもなく(当たり前だ)、ミカンのシミがついたセーターのままだった。 でも彼は後日も、何もおとがめなしの無罪で済みました。 私は酔っている人には常に寛容なのだ!

【教訓】酒に飲まれるな! 酒は人格を変える! 
      酒席の話は信用するな! 酒が入れば何事も無礼講!