ほんまかいなシリーズ 45の前編 中国旅行①(ホテル・部屋割り・高級クラブ・)

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信じられないが、ホントにあった愉快なドキュメント!
ほんまかいなシリーズ 45の前編
中国旅行①(ホテル・部屋割り・高級クラブの巻き)

(今回のお話は、発展途上期の私達日本が過去通って来たものである)
阪急淡路駅前に開業して10年ほど経った頃,私より年配の同業者のO先生とT先生の3人で、夏のお盆休みを利用し一週間の中国研修旅行した時のお話だ。 
この旅行の設定をしていただいたのは、中国人の「林 明美」さん。

なんと彼女は「北京中央薬学研究所所長」だった。

当時に当院通院中の患者である「Y(李)T」さんがいた。

その友人である70歳過ぎで少し腰の曲がりかけた中国人の「林明美さん」は、来日中にYTさん宅で「ぎっくり腰」になってしまった。

 
そこでYTさんからの電話で往診依頼を受ける。

結果、施術一回で治ったので、すごく喜び私にこう告げた

“あなたを中国に招待します。是非とも来年、中国に来てください。

私が案内しますので、何人か友人も連れて来てください”と何度も念を押された。 

YTさんが言うには ”彼女は中国で、いわゆる国会議員みたいな方です” との事だった。(そんな風には見えなかったが・・・)


それで、渡航手続きの為、地下鉄阿波座近くの「中国領事館」にも行く事になる。

場所は私の業界の本部である「大阪府柔道整復師会の会館」の隣なので判っていた。
その当時、3~4泊の中国への団体旅行費用は11万~12万円ぐらいが相場だ。

今回は個人という事で、JALカウンターで提示されたは予想を超え高額。

航空運賃だけで11万8000円だった。やはり個人で行くとこういうものなのか・・・。

 

さて北京空港に到着。現地には「林」さんと、若くなかなか「ハンサムなお抱え運転手」が、プジョーの高級車400シリーズで待っていた。 

この車と運転手は、上から与えられた物で且つその維持費も支給されている…という感じがした。

車の窓越しに、様々なビル群や建物の紹介を受けながらホテルへと向かう。 

でも、表から見るビルの裏側に一歩足を踏み入れると未だ昔そのままの建物や民家が残っていた。 

街には多くの人並み、それに当時の中国を象徴する多くの自転車が行き交う。 

その光景には、これから発展していく中国を確信させる、強い活気が感じられた。

 

私達3人が滞在期間の宿泊は北京の中心街である王府(ワンフー)通りの4つ星ホテル「和平賓館=ピースホテル」だ。 
その斜め向かいには、1年程前に建ったばかりの5つ星ホテル「王風飯店」がそびえていた。

でも、1階店舗群には活気が無い…看板だけあるも中が空っぽで、今後開店に向けた工事が

行われるのであろう・・・グッチ等のいくつかの高級ブランドの文字だけが並んでいた。

(写真=2022年現在のネット検索で表示された和平賓館)

 

(部屋割)「相手への気遣い」と「いびきという公害」を警戒し、私から 
“部屋は各一人ずつにしよう”と提案、皆も即座に賛同。

”あっ、同じ事を考えてるな”

この4つ星の「ピースホテル」なのだが、これで4つ星?という程、

かなり年期が入っていて・・・設備全てが時代遅れの感があった。

例えば、シャワーのヘッドは壁に固定され動かない。

テレビは昔の14型のブラウン管テレビ、画像にはノイズが入り見にくい、人の肌色も赤っぽく、お世辞にもキレイとは言えない。

 

ティッシュは、むき出しの四角い紙が重ねてあり、昔日本で見られた「灰色のチリ紙=便所紙」のようだ。 日本もかつてはこうだったな~という昔の記憶がよみがえる。

洗面には、備品の石けん、シャンプー、リンス等からの香りはどれも洗練不足という感じが・・・。

タオルはとてもシッカリしているが、雑巾の様に厚過ぎて使いにくそうだ、ここにも発展途上感があった。

そうだ、日本のホテルではありえない事が・・・それは、部屋のドアを開け閉めする度に、廊下の角から「監視人」の顔半分が見え隠れしているのだ。 

その理由が「私が怪しい顔をしているから~」では無いようだ(…ん?)

さて、ホテルに到着し荷物を部屋に収めた。ここで一息つく事に・・・1階の喫茶に入る。 コップに入った冷水が出てきたが ”これは飲んだら下痢をするぞ”と、O先生。 

私=”大丈夫だろう~ん~でもやっぱりやめとこ!日本とは違うな”

 

(高級クラブ)ピースホテルのすぐ隣には、小さな建物が・・・地下鉄の入り口を少し大きくした様な感じだ。

そこには地下につながる階段が見える…地階にはフロアがある様だ。

その入り口には「高級クラブ」を示す表示と金額が表示されている、キチンとした明朗会計だ。 

驚くのはその値段!日本円にして5万8000円~ぐらいだったかと記憶している。 

この金額、当時の現地の人々には、どうも高額過ぎる・・・想像だが、自国や日本や海外からの「いわゆるVIP達」ご用達なのでは…と思えた。 

その証拠に、そこからチャイナドレス姿でスタイル抜群の清楚な美しい女性が登場してきた。 彼女はそのまま、ピースホテルの1階フロアに消えていった。 

翌日以降も度々ホテルのロビーを涼しい顔でうろつく…いや歩く姿が見られ、ここは自分の庭という感じであった。

私は、チャイナドレスがいたく気に入り、この赤いドレスを土産として、幼い娘の土産とした記憶があるのだが…帰国直後に一度着たきりで、その後、娘のチャイナドレス姿を見た記憶が一度もない。

(当然だ、娘にはサイズが大きすぎて、全く似合わない。その後は子のドレスを忘れてしまう。なのでそれっきり…トホホ)


( 中国編は、次回以降もまだまだ続きますよ コウゴキタイあれ )

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【くれい鍼灸整骨院】