2024/06/23
涙と感動! 笑いと哀愁 ウソのような私のドキュメント!
ほんまかいなシリーズ 62
~落とし物・忘れ物・・・の巻き~
ある日の事、私は交番にい居た。
交番の警察官=”どこで、落としましたか?”
私=”いや~、それが判ったら落としていない~”と明確に答える
(なにが明確だ!)
”じゃ、いつ落としましたか?”
”気がついたのは、3日前なのですが~”
”何時頃に落としましたか?”
“あの~、そんなの判るはず無いでしょ!それが判ったら、落とした時に拾ってますよ”
いつ何処で落としたか判っていたら、そもそもここに居ない・・・なんか、だんだん腹が立ってきた。
”じゃあ~一万円札は、何枚入っていましたか?”
”さあ~ハッキリとは判りません?”
”じゃあ、千円札はどれくらい?”
”さあ?” ”硬貨は?” ”さあ?”
さあ~ばっかりで、とにかくこの様に話しがサッパリというかほとんど進まない、会話が続く。
”じゃあ~カードは?”
“これだけは、だいたいは把握しています。〇〇と□■と・・・・だろうと思います”
やはり、あやふやな事に変わりは無い。
それ以来、財布の中身には一応注意を払うようになった。
だが人間というもの、何かに気を取られた時や「それを忘れた頃に、忘れ物をする」(格言だな)
ある日の昼ごはん時、財布が無い事に気がつく・・・。
その日の朝、コンビニで買い物をした時が、最後だと記憶している。
たしか、小物を置けるカウンターが付いていて、そこに財布を置いた事を・・・そこに忘れた事を確信する。
そこで、コンビニに行くも、朝とスタッフが入れ替わっていて、ハッキリとしたことが判らない・・・。
翌日、店長さんと電話で話す事が出来たが ”知らない” という。
いや違う、日本の治安やマナーの良さは世界一。
日本での落とし物の7割は、無事戻ってくる事に、世界の人々は感心している。 そう、だいたいは次のお客さんが、忘れた財布を見つけコンビニに預ける・・・日本人とはそういゆうものだ。
私が、”そんなはずは無いと思う・・・”と伝えても・・・こんな答えが返ってきた。
”もし、たとえ当店のスタッフが取ったとした場合でも、その犯人は、私だとは絶対に言わないだろうし・・・”
(ん?なんか違和感・・・)
もしかして、交番に届いているかも?と、東淀川警察本局に行きその事を話したら、
先ずは以前の交番と同じ様なやりとりをした後だった。
その係員の表情が変わり
”そんなには~入っていませんよ” と言い出した。
そう、届いていたのだ!
見せられたものは、まさに私の財布。
なんか違和感を感じながら中身を確認する、カードはそのままだ、良し!
ところが、一万円札と商品券の枚数が、妙に薄い
皆半数程度に抜き取られ少なくなっているではないか・・・
半分抜いた後届けるのか~?でも諦めるしかない!忘れた私が悪いのだから・・・。
教訓:買い物する際は手から財布を絶対に離さない事。
親切な「ここに置いてください カウンター」は、だいたいが一段下にあり、視界から消えるのだ。
なので一瞬たりとも財布を置いてはいけない。
特に他に荷物があったりした際はくれぐれも注意が必要だ。
買った商品に注意、意識が行きがち・・・だが何より大切なのは、様々なカードが入っている財布だ。
携帯アプリでの支払いが増えた現代だが・・・現金やカードでの支払いした後は、
商品を受け取るより「先にカバンか胸のポケットに速やかに直行させる」という法律を作っておこう。
『ほんまかいなシリーズ』はHPブログにて、月1回程度のペースで発表中。
全部で60話以上の、あり得ない実話を集めたノンフィクションシリーズだ。
ブログで以前の記事も是非とも探してみてね~!
by くれい鍼灸整骨院 06-6327-6569