ほんまかいなシリーズ はじまり~はじまり~ ①~実録免許証事件の巻~

運転免許証のイラスト(男性)

  世の中には、信じられない事が沢山あるものです。

全て本当に私が体験したお話です。そんな馬鹿な~という笑えるお話ばかりのシリーズを「ほんまかいなシリーズ」として連載いたします。全50巻の超大作だ。今回は初回として 「~実録免許証事件の巻~」です。

ある日の事、当院の患者さんが施術を受けながら、私にこう言いました。
“○○さんが、車の運転免許更新を忘れたまま運転、気がつくと失効後3年経っていたそうです。今、○○さんは免許再取得の最中だそうです”

私=“え~っ、そんな事が~、しかし2年3年~それはひどいな~どうして~?
とても信じられへんな~・・・しかし、よく検問に捕まらずにいたものだな~、

ある意味いかに安全運転だったのか!というの賜物やな~!・・・”と言っていたのだが・・・実は、それが人ごとではなかったのだ!

 私は、本年2016年の2月14が誕生日で、ゴールド免許の更新を控えていました。初めてのゴールド免許なので(笑い)忘れないようにと肝に銘じていました、
去年から…来年は更新年だ!来年は更新年だ!』と言い聞かせたいました。
 ところがです、なんと去年の12月10日頃にパスケースを無くしてしまったのだ!

 どこを、どれだけ,何回探しても見つかりません。中に、クレジットカード、運転免許証、幾枚かのテレフォンカード(まだ、持ってるぞ~…もう使う場所が殆どないのに!)、それに加えて幾枚かのポイントカードも入っていたと思います。
当然、警察に届けを出し、クレジット会社に連絡しカードを止めてもらいました。

 幸いお金は使われていなかったので、先ずはホッとひと安心だが・・・問題は、免許証の再発行しても、丸1カ月と少しで誕生月の2月が来るので再度の更新が必要!2度手間になる更新手続きが面倒くさい!でも、でも週末の土は週1回仕事に通勤し、日曜の休日は箕面駅までマイカーで行き、滝までのつづら道のウォーキングが私の定番!さらに正月には、家内の実家に行くため、息子夫婦を乗せるのにも利用したい・・・。 う~ん、やっぱり困る!そこで、家内と緊急会議。実家へは車を利用しないと決め、その後1月あまりで誕生月が来て更新可能なので、その後は運転を我慢する事にした!これでいらぬ出費の回避も出来る…!という対策を立てた!。

 ところがどっこい、無くなって2週間したある日、なんとあれだけ何度も探したはずの薄いハーフコートの内ポケットから見つかったではないか!
ポケットが深かった為、その上部だけを何度も何度も、一生懸命探していたようです。すったもんだしましたが、“これで私の個人情報も見知らぬ誰かの手に渡らなかった事でホッと一安心”。

 時は過ぎ、ようやく待ちに待った免許更新の誕生月。苦手なパソコンと格闘しやっと自分で写真を作る事が出来たので、地元警察署に更新手続に行きました。
 そこにはキリッとした警察官の制服を着た女性警官が待っていた。なんか間違ったら怖そう。不幸は続くものだ・・・ここでもさらに新たな問題が発生!女性署員が “写真の背景にうっすらとした帯状の物が写っているのでこの写真は使えません! このまま提出してもどうせ差し戻しです! 新しい写真を撮り直して、後日またお越し願えますか!?・・・、それとも署の安全協会でもこれから撮影出来ますが、どうします!?”と、たたみかけるような・・・女性警官の冷たく無情なる声!

土下座のイラスト

 私は“なんとかこれで勘弁して頂けませんか~”と懇願するも貸す耳を持たず、
結局署内の裏にある安全協会で写真を取り直す事にしました。
あれだけ苦労して、自作の運転免許書用の写真を作ったのに~・・・
でもしかたありません・・・”では、安全協会で撮影を、お願いします”
余分な金がかかる事になったが、もう面倒くさい事はしたくないし~と思っていた矢先でした。 勢いる管内に響き渡る大きな声が・・・“くれいさん、あなた免許の更新は来年ですよ!”

あの女性職員が叫んでいます。

 “はあ~?・・・そんな~馬鹿なぁ~!”

 

職員=“そう、やっぱり来年ですよ、ホラッ!”と、職員も『信じられないが本当だ!』と言わんばかりの表情で、再度確認するように免許証の期日を指差しながら、私の前に・・・

いやぁ~女性職員もビックリ、私もビックリ、周辺の人も皆んなビックリ!。かくなる私は、唖然としたまま・・・警察署に背を向け、帰って行くのでした。

免許の更新を2年以上も忘れていた方にも呆れましたが、さんざん苦労のあげくの果てが、期日の1年前に更新手続きに足を運んだ、この私にも呆れました。あまり人の事は馬鹿にしてはいけませんね。
自宅に帰って当然の事、家内までもビックリ、あきれかえりました。
思い返すと、いままでの運転免許証に費やした日々が走馬灯の様によぎります・・・

あれは一体・・・なんだっんだろうと・・・”。

教訓】、①世の中や人生には時として、考えられない想像のつかない不思議な出来事があるものだ。②人をあまり馬鹿にしてはいけない、だいたいは自分もたいして変わらないものだ(・・・いや、私の方がずっとヒドイか?) 

実はいままでに、このようなエピソード教訓が沢山ありますので、信じられへん、ほんまかいな~シリーズ』として月1~2回の頻度でブログに掲載したいと思っています。 本日はこれでおしまい。