梅雨対策 [ 前編 ] ~梅雨と身体の関係~

梅雨対策パーフェクト講座 [ 前編 ]~梅雨と身体の関係~ 
6月27日ついに近畿も梅雨入りか?。観測史上最も遅いそうだ。農作物の価格高騰が危惧され、京都の紫陽花寺の花も枯れて様になっているそうだ。

そこで過去の当院瓦版より『梅雨対策パーフェクト講座』として記事を抜粋掲載いたしました。 文章が長いので前編と後編に分ける事にいたします。

 
 この原稿を書いている自宅近所の田んぼの蛙が“私の季節だ!”とばかりに合唱中。
6月といえば、高温多湿のうっとうしい梅雨(つゆ=ばいう=梅の熟す頃の雨期)。 日本では四季の変わり目は天候が不安定で雨が多く、それぞれ菜(な)種(たね)梅(づ)雨(ゆ)、梅雨、秋雨(すすき梅雨)、山(さ)茶(ざん)花(か)梅雨(づゆ)などとも呼ばれます。 

だるい人のイラスト(女性)

このような時期を東洋の五行(木、火、土、金、水)理論の中では土性(土用)で、その象徴は黄色!、湿気で身体全体が重だるく、関節性疾患の増悪、消化器系の不調を起こし易い季節。日本は周りを海に囲まれ雨が多く年中、高湿度の邪(湿邪)に侵されやすい環境にあります。 

 特に梅雨期は健康な人でも雨天時には気分が重くなりがち・・・、体中の水分発散がしにくくなり実際体中の水分も多くなり、体感的も重くなります(身体は自然界と同調しています) 特に関節性疾患のある人は、雨の降る前の前線が近ずいた時点で既に湿度が上がり始めますので症状が増悪し易くなります。この様な方は、湿度変化にたいする身体の順応が時間的に遅れる為です。天気予報士にピッタリです。

~ 紫陽花(あじさい)~

・花言葉は・・白=寛容。 青=忍耐強い愛。 赤=元気な女性

 ・フランスでは『日本今の日本中の家屋は冷蔵庫とエアコンが完備され、昔ほど心配は無くなりましたが、やはり梅雨対策の配慮は必要です。 という事で、後編の具体的対策方法へ続く!