2022/03/27
なんとも、ものものしいタイトル「気をつけて! サプリ、化粧品、オイルに大麻成分が含有している製品が…」とはどういう事か?
(読売新聞2022.03.01夕刊より抜粋し、まとめました)
実は、化粧品や食品に麻薬取締法の規制対象外の
「カンジナビジオール」(CBD)のを使用した製品が、ひろがっているそうなのだ。
その一部製品の中には、違法で有害な麻薬成分が…
含まれている事が判り、国が回収を勧めているというのだ。
これはビックリ仰天するニュース記事だ。
ただ事ではない、放ってはおけないニュースだ。
大麻の花や葉・未成熟の茎、成熟した茎から分離した樹脂などは、麻薬取締法の規制対象だ。
花や葉に含まれる「テトラヒドロカンナビノール(THC)」などは「高揚感を生じさせ且つ中毒性があり」麻薬指定となっている。
でも、大麻の種子や成熟した茎(樹脂成分を除く)を使用した
CBD製品自体は、大麻取締法の対象外で、
中毒性もなく、海外では医薬品として、認められているらしい。
ところが、規制対象部分に含まれる有害成分が、混入した製品がみつかったというのだ。
大阪ミナミの自然雑貨店の一角に、こんなポップ広告を見つけたそうだ!「リラックスしたいときにお勧め」・・・。
美容クリーム、オイル、サプリメントなど1.000円前後から4万円に近い製品までCBD製品80種以上が並んでいるそうだ。
京都から来た若い女性は「気分がスッキリし、美容にもいいとSNS上で見たので、買いに来た!」と語ってくれたそうだ。
厚労省が20年~21年に、CBD含有製品64点の成分分析を実施したところ、なんと15点もの有毒で中毒性のある「テトラヒドロカンナビノール(THC)」含有製品が見つかった。
その全てが輸入品で、こうなった原因は、
〇輸入業者が成分分析を行っていない、
〇国によっては微量なら合法とする国から輸入したのでは?
などと推測しているようなのだが…
いずれにしても一刻も早い回収が求められる。
又、この様な製品に絶対に、近づいてはいけない。
大麻成分含有製品には、くれぐれもご注意ください。