2022/03/03
信じられないが、ホントにあった愉快なドキュメント!
ほんまかいなシリーズ 38
~蜂(はち)の逆襲、仇討ち喰らう…の巻き~
私が少年期を過ごした故郷の新潟の田舎は、その殆どが稲作農家だった.
貧しくとも屋敷面積だけは広く、その敷地の中に自宅の家屋、
そして農家なので作業小屋、米を保存しておく倉(蔵)、
農機具を収める小屋、家畜小屋などがあるのが一般的だった。
庭には毎年、春から夏のかけて様々な草花が咲き、それに伴い登場する蜂の巣。
時には、とても見栄えのする立派な「ハチの巣」に遭遇する事がある。
さて、私の家から2件隣りに住んでいる「S君」がいた。
その年も初夏の頃「スズメバチの大きな巣」があっという間に出来あがっていた。
この「蜂の巣」の誘惑に負けるのは、いつも何故か…男の子と決まっている。
やめときゃいいのに…どうしても「ちょっかい」を出してみたくなる。
棒で少し突っついてみて…何にも起こらない…
それを重ねる度に、徐々に大胆になっていく、
そして「有事となるまで…やめられない」のが常だ。
この時も、ついにその有事になってしまった!
さあ大変だ!一斉に飛び出してきた蜂の大群。
”ギャーッ”恐ろしいほどの大群が「S君」の頭と顔に集中攻撃をうけ、真っ黒になっている光景が…。
実際はこのイラストどころではない!
”これはいかん” 距離はあるが、とばっちりを受ける危険もあり、その場から私も退散だ。
さて翌日、「S君」の登場した姿は、デコボコの顔と頭で、もう誰か判らないほど「無残な姿に変身」していた。
そのイラストがこれだ、実際はもっとひどい。
実はもう一人、近所に同様に「蜂から仇討ち」を喰らい大変身したたやつがいる。
※多くの場合この様に大群で襲って来ます。
場合によっては、蜂の毒で死に至る危険もありますので、
絶対にハチの巣を突っついたりしないように・・・子供達に言い聞かせておきましょう。