2022/04/02
ごあいさつ コロナ感染拡大後、密を避けるために、人気となった製品の中に自転車がある。
もうそろそろ、寒気も三寒四温となり次第に退いていくはず。
昨日までのかじかんだ手の冷たさも和らぎ、外出したくなる季節だ。
今月は、自転車の健康効果について私の私見を含めてお話したい。
特集 自転車!その健康効果は?
私が、自転車乗りの練習をしたのは小学2年生頃だったか?
…その頃は、なんとなんと、皆がいきなり大人用の自転車で練習をしたのだ! これホントの話。
当時の自転車は、ハンドルとサドルの間を繋ぐ一本のレールがあるがある物が大半だった。
当然、身長が足らないので、サドルにおしりが届かない。
そこで「三角乗り」という技を身につける。
”えっ、そんなん知らん…て?”
イラストを二つ載せました!あしの位置をよく見て欲しい。自転車の左側から右側つまり反対側のペダルを漕ぐのだ!
まあ、この言葉の響きどおり「見た目にはとても奇妙な格好で乗るのだ。
まるで、どこか体の具合でも悪いような格好でペダルを漕ぐのだ!」
それでもその殆どの子供達が、僅か数日内でチャンと乗れる様になる。凄いね~!
【膝と大腿への効果】さて、自転車を漕ぐと主に鍛えられるのは太腿の筋肉。
この太腿の筋肉は、骨盤から膝関節をまたぎ下腿骨の上部を結んでいる。
なのでこの部分の筋肉と骨が鍛えられる。
特に自転車運動は、膝関節が円運動となり、更に体重負荷も無く
大腿筋と膝関節疾患には理想的な運動といえます。
実は去年の11月初め、イスに腰掛け事務作業から立ち上がる際、
狭いパソコンデスクの脚に引っかけ右膝関節を傷めた。
日が経過するも一向に症状が改善しないので1月4日にMRI撮影。
”右膝関節半月板損傷でもうボロボロです! 年齢的にも手術の適用外、手術で半月板を縫合しても・・・引っつきません! あなたの15年後運命は決まりました!変形性膝関節症です”
これを聞いた私は“よし!ならば自分で治してやる”と覚悟、
毎日レインボー療法にて自己治療しています。今では歩行に殆ど支障が無くなる迄改善中。
その一役を担ったのが自転車通勤です。
【腰への効果】自転車に乗る際、サドルに骨盤の左右座骨が乗り、手が自転車のハンドルを握り(形により差がある)前と後で体を支持、その間に腰があります。
ハンドルが下になる程、4つ足動物の様な姿勢になり、腰椎への体重負担が軽くなります。
ペダルを漕ぐことで、体幹の深部筋(インナーマッスル)が左右均等に動くことで、腰の筋肉と脊椎特に腰の椎間関節も連動運動となり、腰の様々な症状に良い効果があります。
その際、少し腰を左右に振る、足の動きに合わせ前後に振ると更に効果的です。
【注意】①自転車は足先の運動になりません。
自転車がいくら速くても、歩行が早くなる事はありません。
自転車だけに頼りすぎると歩く事が苦手になります。
自分の足で歩くことも大切。
②自転車運動だけでは、体にそして骨に必要な振動と重力が不足し骨が弱くなります。
極端な例ですが、欧州で有名な「ツールドフランス」の何年も優勝を続けたチャンピオン。
未だ30代だというのに、あまりにも自転車ばかりに偏った運動だった為に・・・
患ったのがなんと「骨粗鬆症」だった。
二本足で歩く様に進化して来たのが私達人間。
適度に足で歩く筋肉関節を動かす振動を受ける。
その意味はとても広く大きい。
※そのうち、こんな自転車も登場するかも…?「電動スポーツ車」という奴だ!
あまり漕がずとも凄く速いという奴だ!…? ただし、どこがスポーツなの…?
どこの運動になるの…?という前述した疑問も残る。
これから始まる一年で最もいい季節「春」
そよ風を感じながら、自転車でほんの少し遠くに…
コロナと無縁の冒険旅行をしてみませんか?
新鮮な、ときめきや感動に出会える・・・かも?
あっそうそうダイエットにもなるぞ~…!?