特集   自転車!その健康効果は?

ごあいさつ コロナ感染拡大後、密を避けるために、人気となった製品の中に自転車がある。 

もうそろそろ、寒気も三寒四温となり次第に退いていくはず。 

昨日までのかじかんだ手の冷たさも和らぎ、外出したくなる季節だ。

今月は、自転車の健康効果について私の私見を含めてお話したい。

特集   自転車!その健康効果は?

 私が、自転車乗りの練習をしたのは小学2年生頃だったか?

…その頃は、なんとなんと、皆がいきなり大人用の自転車で練習をしたのだ! これホントの話。

当時の自転車は、ハンドルとサドルの間を繋ぐ一本のレールがあるがある物が大半だった。 

当然、身長が足らないので、サドルにおしりが届かない。

そこで「三角乗り」という技を身につける。

”えっ、そんなん知らん…て?”

イラストを二つ載せました!あしの位置をよく見て欲しい。自転車の左側から右側つまり反対側のペダルを漕ぐのだ!

まあ、この言葉の響きどおり「見た目にはとても奇妙な格好で乗るのだ。

まるで、どこか体の具合でも悪いような格好でペダルを漕ぐのだ!」 

それでもその殆どの子供達が、僅か数日内でチャンと乗れる様になる。凄いね~!

 

【膝と大腿への効果】さて、自転車を漕ぐと主に鍛えられるのは太腿の筋肉。

この太腿の筋肉は、骨盤から膝関節をまたぎ下腿骨の上部を結んでいる。

なのでこの部分の筋肉と骨が鍛えられる。

特に自転車運動は、膝関節が円運動となり、更に体重負荷も無く

大腿筋と膝関節疾患には理想的な運動といえます。

 実は去年の11月初め、イスに腰掛け事務作業から立ち上がる際、

狭いパソコンデスクの脚に引っかけ右膝関節を傷めた。

日が経過するも一向に症状が改善しないので1月4日にMRI撮影。 

”右膝関節半月板損傷でもうボロボロです! 年齢的にも手術の適用外、手術で半月板を縫合しても・・・引っつきません! あなたの15年後運命は決まりました!変形性膝関節症です” 

 

これを聞いた私は“よし!ならば自分で治してやる”と覚悟、

日レインボー療法にて自己治療しています。今では歩行に殆ど支障が無くなる迄改善中。

その一役を担ったのが自転車通勤です。

【腰への効果】自転車に乗る際、サドルに骨盤の左右座骨が乗り、手が自転車のハンドルを握り(形により差がある)前と後で体を支持、その間に腰があります。

ハンドルが下になる程、4つ足動物の様な姿勢になり、腰椎への体重負担が軽くなります。 

ペダルを漕ぐことで、体幹の深部筋(インナーマッスル)が左右均等に動くことで、腰の筋肉と脊椎特に腰の椎間関節も連動運動となり、腰の様々な症状に良い効果があります。

その際、少し腰を左右に振る、足の動きに合わせ前後に振ると更に効果的です。


【注意】①自転車は足先の運動になりません。
自転車がいくら速くても、歩行が早くなる事はありません。

自転車だけに頼りすぎると歩く事が苦手になります。

自分の足で歩くことも大切。

 ②自転車運動だけでは、体にそして骨に必要な振動と重力が不足し骨が弱くなります。 

極端な例ですが、欧州で有名な「ツールドフランス」の何年も優勝を続けたチャンピオン。

未だ30代だというのに、あまりにも自転車ばかりに偏った運動だった為に・・・

患ったのがなんと「骨粗鬆症」だった。  

二本足で歩く様に進化して来たのが私達人間。

適度に足で歩く筋肉関節を動かす振動を受ける。

その意味はとても広く大きい。

※そのうち、こんな自転車も登場するかも…?「電動スポーツ車」という奴だ! 

あまり漕がずとも凄く速いという奴だ!…? ただし、どこがスポーツなの…? 

どこの運動になるの…?という前述した疑問も残る。

 

 これから始まる一年で最もいい季節「春」 

そよ風を感じながら、自転車でほんの少し遠くに…

コロナと無縁の冒険旅行をしてみませんか? 

新鮮な、ときめきや感動に出会える・・・かも? 

あっそうそうダイエットにもなるぞ~…!?