特集  遠くを見よう~眺めよう!

ごあいさつ 一年で最も快適で、私の大好きな春だ。 

様々な花達が色とりどりにいっせいに咲き出し、若葉も目に眩しい。

マイナスイオンがたっぷり、酸素も濃く感じる。 

もう既にチョウやハチそれにトンボ達も発見。

思わず、深呼吸する自分がいる。 

こんな季節は外に出て、緑をそして・・・遠くを眺めよう。 

草花や木々達もきっと喜んでくれるに違いない。

実は、それが目の為にもとてもいいのだ。

 

特集  遠くを見よう~眺めよう!
緑が美しい季節なのに、スマホばかりに釘付け状態の人があまりにも多い。 

極端な偏りは、視力の低下を招きかねないそして全身にも良くない。 

その事は多くの人が認識しているのだが、ネット記事、インスタグラム、Uチューブ、SNSの魅力に引き込まれ、離れる事が出来ないようだが・・・。

【目と五臓との関連】

東洋医学では、身体の基本は五臓六腑という考え方です。

それも、その臓器だけに関連するのでは在りません。

これらが身体の全ての細胞や組織そして器官を広範囲に統括しているという考えです。

 その中でも、目全体は主に 肝臓の支配を受けています。 なので、肝臓の働きが弱くなると、視力の低下や様々な目の疾患にかかりやすく なります。

五行
五臓 脾膵 腎 
五腑 小腸  大腸  膀胱 
五竅
五主

血管 肌肉 皮膚
・・・          

 

【目と脳】視力が低下すると、目から入る脳への刺激が少なくなり、人体の指令塔である脳の働きまで低下を招く恐れがあります。

さらに、物忘れや認知症など様々な脳疾患につながる恐れがあります。

【目の疲労から起こる事は・・・】

目の遠近、方向、明暗等の調節は、眼筋の調節によります。 

ところが、至近距離ばかり見ていると、近くを見る時に働く眼筋が働きっぱなしで休むことが出来ません。 

この状態を例えると、右手を1時間水平に挙げたままの状態です。とても疲れますよね。 

この事は、眼筋が働いているのに動きがない事を意味し、関連する血流のポンプ作用も起きません。

つまり血液循環が悪化し目の疲労を助長し、眼筋が疲れて硬くなり焦点調節もうまく出来なくなります。

結果遠くが見にくい近視状態に・・・。 

さらに、目が疲れてくると、その違和感でつい指でこすったりしがちです。

これにより、網膜に傷がつき歪み「乱視」になる危険性もあります。

【目の運動】なので、様々な方向、様々な距離を観る事は、目の運動になりとても大切です。

特に現代人が不足しがちな遠くに視線を送りましょう。

東洋医学でいう「陰陽」の循環による活性化、つまり「メリハリ」が大切です。

 

※写真は、一庫ダムのある知明湖

【目のビタミン】目の栄養素としては、ビタミンA=ベーターカロチンを含む

食品を取りましょう。

それは赤、黄色、緑の野菜に多く含まれています。 

又、疲れ目の軽減防止の為に、目を支配する肝臓の為に有効な手段として

「緑色・青色」を見ることがとても有効です。

それも普段忘れがちな「遠距離の緑」を、積極的に見るようにしましょう。

これからやってくる日差しの強い夏、その時使用するサングラスの色は「モスグリーン」が最もお勧めです。

目の疲れ解消だけで無く、見える者全てがとても綺麗に見えるはずです。これらは皆、目のビタミンともいえます。

 

役者さんに対し「目は口ほどに物を言う」といわれます。 

目で、その人の全身の健康状態が判ります。

全ての経絡(エネルギーを運ぶ鉄道)が集まる目。

目に最も有効な施術はズバリ鍼灸治療。 

施術一回で、目がスッキリし、パッチリと開けれる様になり、

視界も広くなり、且つとても明るくなり頭まで軽くなります。

目でお悩みの方は、いつでもご相談ください。